丸岡浩一写真展「初めてのモンゴル」
6月13日(火)
|豊島区
写真家・丸岡浩一氏による「モンゴル写真展」 なかなか見ることのできない、知ることのないモンゴルの生活と雄大な自然を感じてください。 こちらの写真展は、内モンゴルの緑化をすすめるプロジェクトに参加しています。 また、馬頭琴演奏会も開催されます。
日時・場所
2023年6月13日 12:00 – 2023年6月18日 17:00
豊島区, 日本、〒170-0004 東京都豊島区北大塚2丁目27−1 吉松ビル B1F
参加者
イベントについて
写真家・丸岡浩一氏による「モンゴル写真展」
2001年初めての首都ウランバートルに降り立った丸岡氏
展示写真は、首都ウランバートルから南東へ約70kmに位置する、トウブ県エルでンソン村チンギス山付近で2001年〜2008年に撮影されました。そこで出会った大草原に住む子供達と、その家族の生活や自然等をモノクロ銀塩写真でお楽しみください。
2019年に開催された個展「モンゴルに呼ばれて」の展示作品の中から厳選した写真を展示します。
■日時
2023年6月13日(火)~6月18日(日)10:00~17:00
※ただし6/13および6/18は12:00~17:00
■期間内には、馬頭琴演奏者ウルグン氏による「馬頭琴演奏会」も開催されます
6月18日(日)15:30〜
演奏 : 馬頭琴演奏家 ウルグン氏
ウルグン氏HP
■内モンゴルの緑化につなげるプロジェクトにも参加し、期間内は乾物を使ったカレーを提供します。
⻩砂は内モンゴルなどの砂漠から飛んできます。 乾物カレーの日は、乾物を使ったカレーを食べることを内モンゴルの緑化につなげる活動を2013年から続けています。
プロジェクトの内容は以下のサイトをご覧ください。
https://www.kanbutsu-curryday.com/
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【写真家・丸岡浩一氏より写真展によせて】
初めてのモンゴル「ここが君の原点だよ」
2001年初めての首都ウランバートルに降り立った時の第一印象は、空気がとても肌に馴染んだ事と、空港に迎えに来てくれた皆さんの言葉に違和感を感じなかった事でした。
初乗馬で草原に連れて行かれると「懐かしい、私は何時ここに来たのだろ〜」と言う気持が沸き上り涙も出ていました。その感動は、次に来る時は子供達とモンゴル語で話したいという思いになりました。
帰国後、モンゴル交流グループ「フフテンゲルの会」に出会い、この会の活動等を通じてモンゴルに毎年通い、民間交流の中でモンゴル大草原の中で暮らす、子供達を中心に撮影する事に成りました。
夏のウランバートルは暖かく過ごし易い気候ですが、緯度も標高も高いために、年間平均気温は約0℃前後です。8月末には初雪が舞い5月中旬迄雪は降ります。真冬には-30℃位になります。子供達はこの厳しい自然の中で素朴でたくましく育ち、草木は厳しい自然に耐えて夏には綺麗な色で草原を埋めつくします。
初渡航の2001年に「ここが君の原点だよ」と体内からの語りかけは、今でも私の原動力に成っています。ここに写っている素朴で誇り高いと感じた子供達は、既に成人になり活躍し、日本に留学生として来ていたかもしれません。
撮影場所は、首都ウランバートルから南東へ約70kmに位置する、トウブ県エルでンソン村チンギス山付近です。大草原に住む子供達と、その家族の生活や自然等を2001年〜2008年に撮影した写真群です。この素晴らしい国の一端を、モノクロ銀塩写真で感じて頂けば幸いです。
ごゆっくりお過ごし下さい。
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【写真家プロフィール】
丸岡 浩一 Maruoka Koichi
1954年 熊本県下益城郡 出身
現在 東京都昭島市 在住
写真歴
⦁ 1986年 ジュンフォト・現代写真教室に入室
吉田純 蔵前ノリ子両先生 師事(モノクロ銀塩写真)
⦁ 1987年 第1回現代写真教室作品展 「武蔵野のおもかげ」12人組写真
⦁ 1998年 第2回現代写真教室作品展 「嫁ぐ日」 6枚組写真
⦁ 2006年 第3回現在写真教室作品展 「草原に生きる」 12枚組写真
⦁ 2019年 個展 「モンゴルに呼ばれて」[小平市にて] 90枚組写真
モンゴルとの係わり合い
⦁ 2001年 初渡航 日野社会教育センターの夏休み企画
⦁ 2002年~ モンゴル交流グループフフテンゲルの会(主宰:内田眞一氏)
日本とモンゴルの交流活動で年1〜2回渡航
⦁ 2004年~ ハワリンバヤル(モンゴルの春祭り)スタッフ参画
モンゴル国文化を日本に紹介する祭りを日本側として側面からサポート
2014年 ナイラムダル友好勲章 モンゴル国大統領より授勲
写真に対して
現代写真教室の教えである「写真の本質は記録」との主旨に共感して現在に至る
吉田純先生《写真表現に何が残るか》より
「記録」の最も重要な要素は、各人の生きることへの価値判断の基準を明確にすることである。そして次の世代のために、時代の在りのままを伝え、残していかなければならない
<事実>は誰がシャッターを押しても写るが<真実>は容易に時代の記録として表現できない